こんにちは!Engineering Officeのおかぱるです。 最近は同僚のチャブから教えてもらったSlay the Spireをやったりしています🎮
今回は、先日開催した「社会インフラを創る!コドモン代表・CTO・開発者が語る、テクノロジーで拓く保育・子育て領域の未来」のイベントレポートです。
なぜこのイベントを開催し、どんなことが話されたのかなど、参加できなかったけど興味ある!という方に伝わるように記事にできたらと思っています。そんなのいいから1から全部見たい!という方のためにアーカイブも公開しておりますので、ぜひぜひご覧下さい👇
イベント誕生の背景
コドモンの事業領域の面白さやこれからの展望についてより知って多くの人に知って欲しい!ワクワクを伝えたい!という思いから誕生したイベントでした。
具体的には、以下のようなきっかけがありました。
- カジュアル面談にて、少子化の中で今後どういった事業展開を行なっていくのか?を聞かれることが多くなった
- 2025年4月からCTOポジションの新設&成瀬が就任したことで、コドモンを知ってくれる方も増えた
- やりたいことを実現するために、圧倒的に仲間が足りてない!!!
ちなみに、もともと「こんなイベントをやりたいな」という構想自体はあり、成瀬ジョイン初日に代表の小池を含めて立ち話をしたのを皮切りに、具体的なイベントの準備が始まりました。
イベントの流れ
代表の小池→PdM重山→エンジニア羽馬→CTO成瀬の流れで発表しました。どんなことをやっていてどんな未来を描いているのか、それをどう開発部が実現しようとしているのかを伝えたく、この流れに落ち着きました。
No1 「子育てインフラの構築と子どもを取り巻く市場の拡大に向けて」 by 代表取締役 小池 義則
代表の小池からは、コドモンのこれまでとこれからのお話をさせていただきました。以下、簡単な要約です。
少子化や共働き世帯の増加で、子育てを取り巻く環境は大きく変化していますが、保育環境や子育て環境はまだまだアナログなところも多いです。現在コドモンでは「先生たちに子どもと向き合う時間とこころのゆとりを届けたい」という思いのもと、「CoDMON」というサービスを子ども施設に提供しています。実際に保育士の事務時間の60%を削減できた、というデータもあります。
これからは「切れ目のない保護者支援の実現」など、保育園だけでなくより広い範囲での子どもを取り巻く環境をより良くすることを目指しています!
小池が熱く語る中、コドモンの保護者アプリを使ってくださっている方やコドモンが描く未来に共感いただける方がコメントしてくださり、メンバー一同嬉しい気持ちになりました!
No2「伸び代しかない業界で、何をどうつくる?PdM視点で語るプロダクト開発の裏側」by プロダクトマネージャー 重山 由香梨
プロダクトマネージャーの重山からは、PdM視点でプロダクト開発の裏側をお話しさせていただきました。以下簡単な要約です。
開発チームは職種の壁を超えて、PdM・デザイナー・エンジニアが一緒にチームを作っており、それぞれの強みを活かしながらユーザーの課題に向き合っています。エンジニアもただ言われたものを作るのではなく、実際にユーザーの声を聞いて一次情報に触れながら顧客解像度を上げたりしています。
コドモンのプロダクトは、子どもたちや先生たちの毎日を支えており、日々難しい意思決定が発生しますが、それも含めて一緒にプロダクトを育てて行ける方と働きたいです!
重山の発表の中で触れられていたように、営業担当に同行してコドモンの利用施設に伺える機会があるのですが、私はまだ行けてません😭 (応募者多数で抽選に外れました...絶対にいつか行く...!)
デザイナーメンバーが参加した際の様子が記事になっていますので、気になる方はぜひご覧下さい👇
コドモンのサービスを利用している保育施設様へ訪問したお話|コドモン デザインチーム
No3 「技術で挑む保育現場の課題解決 〜コドモンエンジニアの開発スタイルと取り組み〜」by エンジニア 羽馬 直樹
エンジニアの羽馬からは、エンジニアの開発スタイルと取り組みについてお話ししました。以下簡単な要約です。
開発メンバーは日々変化する保育現場への課題解決のため、XPを導入し価値提供を加速させています。たとえばコーディングや仕様検討もペアやチームで動き、リアルタイムで疑問を解消しています。
エンジニアの働き方としては、それぞれのライフスタイルに合わせてリモートやフレックスを活用しながらも、バーチャルオフィスを使ってコミュニケーションを密にとっています。また、直近ではVue.jsのバージョンアップや社内横断的なUX改善などを行い、プロダクトをより良くするための取り組みも継続して行なっています。
発表内で触れた2つのスライドをここでも紹介しておきます。コドモン開発チームがXPを導入した背景や、導入して実際どうだったのかが気になる方はぜひ覗いてみてください👇
そして羽馬の発表にもあったように、チームやペアで会話をしながら開発を進めていくことが多いです。プラスでフルリモートもできる環境なので、ライフスタイルに合わせた働きやすさも重視したいけどチーム開発も好き!という方にはとてもマッチした環境かなと思います🗣️
関連して、新潟在住でフルリモートのメンバーが書いてくれた「フルリモートだけど入社して半年足らずでかなり馴染んだ話」というタイトルでRemote Engineering Meetupに登壇しました! - コドモン Product Team Blogという記事もおすすめです!
No4 「ドメイン駆動設計とXPで支える子どもの未来〜保育の暗黙知を活かすシステム開発〜」by 執行役員CTO 成瀬允宣
最後はCTOの成瀬から、ドメイン駆動設計とXPでどう子どもの未来を支えていくか、をお話ししました。以下簡単な要約です。
入社してわずか1ヶ月で実感したのは、保育という領域の奥深さと、それを支えるテクノロジーの可能性です。コドモンでは、単なるシステム開発ではなく、子どもたちを取り巻く環境を支える人々に寄り添うことを重要視しています。
そのために必要なのは「現場を知る」ことへのこだわりです。保育士経験者が社内にいるだけでなく、24年度新卒メンバーが自ら保育現場体験の機会を作り出すなど、ドメイン駆動の考え方が自然と根付いています。また、TechHubを通じた組織横断的な技術探求や、ペアプログラミングを基盤とした着実な開発プロセスにより、不確実性の高い課題にも果敢に挑戦できる環境があります。
子どもを取り巻く環境には特有の複雑さがありますが、それを解決する喜びは格別です。コドモンだからこそ、社会的意義と技術的挑戦が融合した貴重な開発経験が体験できるのだと思っています。未来を担う子どもたちの環境をテクノロジーで支える—そんな使命に共感する仲間を、心から歓迎します。
成瀬とは、CTOとして入社する前からイベントストーミングの勉強会などでお世話になっており、まさか一緒に働く日が来るとは...。入社直後から早速チームに入ってペアワークをしたり、イベントストーミングの会に参加したり、経営会議に参加したりと忙しいながらも充実した日々(多分)を過ごしています。
成瀬の熱い思いが詰まった入社エントリーはこちら👇
子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものにしていきたい|nrs
参加者からの感想
イベント実施後には、参加者数名の方から感想をいただきました。
子育て・保育市場の可能性と、現場が直面する課題に対して、コドモンがテクノロジーで真摯に向き合っている姿勢に感銘を受けました。保育士の業務負荷軽減や、連絡帳のデジタル化による保護者とのスムーズな連携など、実際の現場に寄り添ったソリューションが印象的でした。私自身も子育て中の母親として、共感できる点が非常に多く、当事者目線でも「こういうものがあったら助かる」と感じる場面が多々ありました。また、ユーザー課題起点の開発姿勢や、現場との協働によるプロダクト設計にも誠実さとやりがいを感じ、大変学びの多い時間となりました。ありがとうございました!
イベントで伝わるといいなと思っていたことを全部汲み取っていただけていて、感動しました。こちらこそありがとうございました!
会社としてのVISIONをどう実現していくか、職種によらずみんなが同じ方向を向いて進んでいる部分が素敵でした
ミッションや事業に魅力を感じてジョインしてくれる方が多いからこそ、実現できている文化なのかなと思っています。また「チームコドモンをみんなでつくろう」という行動指針の存在も大きいかもしれません!
開発・運営がんばってください!コドモンのファンなので、またこういうイベントがあるとうれしいです!
なんとファンの方が、、、!?嬉しすぎるのでまたイベントを企画します!
最後に
イベントに参加した方、また記事を読んでくださった方が、コドモンの事業やこれから、また開発部の文化に「ワクワク」や「面白さ」を感じていただけたら本望です。
イベント中でも何度か触れましたが、やりたいことを実現していくためにはどうしても"仲間"が必要です。
- 「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」していきたい
- ユーザーに向き合い、継続的に価値を届けていきたい
- 職種を超えて協力し合い、同じ方向を向いて熱量高く働きたい
- チームでコミュニケーションを密にとりながら働きたい
- ライフスタイルに合わせて柔軟に働きつつ、仕事もプライベートも大事にしたい
このような思いに共感いただけたみなさま、カジュアルにお話ししましょう。すぐの転職を考えられてない方ももちろんOKです!お話しできることを楽しみにしています!!!
エンジニア向け
PdM向け
デザイナー向け(イベントでは触れれずでしたが、デザイナーも募集しています!)