はじめまして。コドモンでメモリーチームのエンジニアリングマネージャーをしている@takaoh717です。 2024年8月に株式会社コドモンにエンジニアリングマネージャーとして入社し、3ヶ月ほどが経ちました。この記事では、コドモンを選んだ理由や入社後に具体的にどんなことをやっているのかをご紹介します。この内容を読んで、少しでもコドモンに興味をもっていただけると嬉しいです。
自己紹介
前職のdely株式会社にはiOSエンジニアとして入社し、約6年半の在籍期間の中でiOSエンジニアからPdMやEMなど様々なロールを経験しました。その後、2024年8月にコドモンに入社しました。プライベートでは4歳の息子と2歳の娘の育児で奮闘しており、最近は息子と虫捕りをするのがブームです。
コドモンについて
「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」をミッションに、保育・教育施設向けICTサービスのコドモンや園児/職員募集支援サービスのホイシルなどのサービスを提供している会社です。開発組織は80名ほどで、XPを取り入れた開発スタイルが特徴的です。 僕が所属するメモリーチームはコドモンの中にある写真を共有・販売する機能を扱っており、子どもの成長の軌跡を写真という形で残し、子どもを取り巻く環境に幸せを届けるチームです。
コドモンを選んだ理由
事業への共感
一番最初に興味を持ったきっかけは事業ドメインでした。僕には現在4歳と2歳の子どもがいるのですが、子どもが生まれるまでは仕事や趣味が中心の生活だったのが、子どもが生まれてからは子ども中心の生活へと激変しました。そんな中で、日々の子育てに感じる大変さや、色々な手続きの不便さなど、育児領域にはテクノロジーで改善できる余地がまだまだ多く存在しているなと感じる機会が多くありました。 その流れで、転職を考え始めたときにまずは一番関心が高かった子どもに関するドメインの会社を探していきました。 特にコドモンは、自分の子どもが通っている保育園でもアプリが導入されていたので、毎日使っているサービスであったこともあり最初に興味を持ちました。 最終的に子どもに関連するドメインの軸の中でコドモンを選んだ理由は、政府や自治体などとも連携したりしていて、より大きな社会課題に向き合えそうだと思った点が大きいです。 ちなみに、最近リリースされた保活ワンストップというサービスはコドモンが展開している「ホイシル」というサービスでも提供されています。
保活ワンストップシステムをリリースしました。施設情報・見学予約情報・手続情報などを官民データ連携し、「施設情報の検索」「見学予約の申請」「手続情報の検索」「入所の申請」などを全てオンラインかつワンストップで行うことで、保護者の一連の手続の負担軽減を実現します。見学予約申請の承認や… pic.twitter.com/2otD1QN4i3
— 宮坂@東京都副知事&GovTech東京理事長 (@miyasaka) 2024年11月1日
雰囲気の良さ
面談を通して、コドモン社員の温かさを感じるシーンが多くありました。シンプルに「良い雰囲気で仕事している」という印象が強く、社員同士がとても仲が良さそうに見えました。 面談では、コドモンで使われている技術スタック(主にWebアプリケーション関連)について、僕があまり経験がなく不安を抱いているという話をしたら、実際のプロダクションコードを見ながらペアプロをする時間を作ってもらえたりと、オファーまでにとても親身になってこちらのことを考えてもらえたのを覚えています。 人の良さという観点は、割とどこの会社の入社理由でも見かけるとは思うのですが、自分もこれまで色々な会社を見てきた中で特にコドモンのチームは良い雰囲気がにじみ出ているな〜と感じることが多かったです。
参考までに、僕もまだ入社して3ヶ月ほどですがチームのSlackでこんな雑談を話しかけられるくらいに居心地が良いチームです(笑)
成長する開発組織と技術課題への向き合い
コドモンは、今まさに組織もプロダクトも大きな改善に向き合っている最中です。長年スピード優先で開発されてきたプロダクトの技術的な課題の改善に取り組んでいたり、組織のルールや制度なども色々と整えている真っ只中です。自分はこれまでの経験で、良いプロダクトを作って価値を提供していくには、土台となる組織が重要だなと感じていて、自分のこれまでの経験を組織開発に活かしていきたいと考えていました。そんな中で、コドモンにはすでにEMが何人かいたり、エンジニアリングオフィスの取り組みをしていたりと、自分としては同じ目的を共有した仲間と大きな課題に向き合っていけるだろうなという印象を持っていました。
子育てメンバーが不利にならない環境
事業ドメインの特性もあり自分のような子育て中のメンバーが多いですが、働きやすい環境であることも理由の一つでした。 コドモンはフルリモートで働くメンバーや遠方のメンバーも多く、リモートワークに慣れているからか、例えばコミュニケーション頻度などリモートワークによる課題を特に感じないです。オフラインでの関わりとしては、3ヶ月おきくらいに定期的にオフィスに集まる機会もあり、ちょうど良いバランスだなと感じます。組織全体として「残業しない」文化が徹底されていたり、子どもの対応などでちょっと抜けたりすることなども割と自由にできる環境です。
また、コドモンの開発組織はXP(エクストリーム・プログラミング)を導入しています。ペアプログラミングやテスト駆動開発(TDD)などの手法を通じてコードの品質を高め、チーム全体で責任を共有する文化がよく根付いています。これにより属人性が排除されるため、安心して開発に取り組むことができたり、突発的な休みなどが発生しても開発に支障が出たりしないようになっています。
入社してからやってること
開発
入社してからは、まずは一つの機能開発チームに所属して1メンバーとして開発に入っていきました。 コドモンでは基本的にWebアプリケーション開発をしているのですが、僕は元々iOS開発しかほとんど経験してこなかったので、最初のキャッチアップはかなり不安でした。特にWeb開発については、ツールの使い方から調べながら進めていく感じで、右も左もわからなかった新卒の頃に戻った気分でした(笑) しかし、ペアプロのおかげもあって、未経験領域の業務でもそこまで大きく苦労することなくキャッチアップを進めることができ、さっそくペアプロの恩恵を感じられました。
コドモンの開発スタイルについてはこちらの記事に詳しく書かれています。
EMとして
その後、1ヶ月ほどで前任のEMの方とバトンタッチをして、EMとしての動きを増やしていきました。 最初の頃は、チームのカルチャー形成や機動力の向上に意識的に力を入れました。チームメンバーそれぞれが、きちんとパフォーマンスを発揮できるように開発フローの改善を試してみたり、時には1on1で個別に「こういうことができないか?」という相談を持ちかけてみたりと、色々と試行錯誤していきました。 その後、チームメンバーからも動きやすくなっているとか、居心地が良くなっているという声が上がっており、自分としてもチームが良い状態になっているな〜というのを日々感じる機会が多く、毎日とても楽しく仕事しています。
これから
今後は、今いるメモリーチーム内でもワクワクするような開発がたくさん控えていて、楽しみがあるのはもちろん、自分としてはもっと組織全体に貢献していきたいという思いもあり、やりたいことだらけです。 技術的な課題も盛りだくさんですし、それらの課題を解決していくための組織作りもまだまだ伸び代があると思っています。 また、直近は仲間集めに力を入れているので、この記事を見て少しでも興味を持った方はご連絡いただけると嬉しいです。
ちなみに、、、僕がいるメモリーチームでもWebアプリケーションエンジニア(フルスタック)を絶賛募集中です!!!(業務委託もOK)