こんにちは!コドモン開発部の岡村 亮太です。
寒い日が続いていますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか? 私は「寒いと布団からなかなか出られなくなる病」を患っているので、春の訪れを今か今かと待ち望んでおります🌸(切実)
さて、今回は2025年2月14日(金)に開催された「CoDMON Tech Meet」のレポートをお届けします!
ゲストには成瀬允宣さん をお招きし、以前学んだイベントストーミングの振り返りから、モデリングした内容を実際にどのようにコードへ落とし込むのかまでを徹底的に学びました!
今回は、その熱い学びの現場を余すことなくお伝えしていきます!🔥
CoDMON Tech Meet とは?
コドモン開発部では、外部から講師をお招きして開発に関する学びを深める場を作っています!
目的
以前、成瀬さんにイベントストーミングのワークショップを実施して頂き、イベントストーミングを通じてドメインモデリングができる状態になりました!
しかし、その後「モデリングした内容をどのようにコードへ落とし込むのか?」という部分が、開発部内で十分に浸透しきれていない状況でした。
イベントストーミングを通じてドメインモデリングができる状態になったからこそ、今回は「イベントストーミング図からコードへの実装」にフォーカスし、 モデリングの結果をどのようにコードへ反映するか?を実践的に学ぶことを目的としました。
当日の流れ
🌅 午前の部
- イベントストーミングのおさらい
🌆 午後の部
- 成瀬さんによるライブコーディングセッション:イベントストーミング図からコードへの実装
- 参加者同士のペアプロで、イベントストーミング図をもとにコードを実装
🌅 午前の部
午前の部はオンラインで実施し、約20人のメンバーが参加しました。
まずは「ドメイン駆動設計(DDD)」とは?という基礎から学習。 そもそもイベントストーミングって何?どうしてDDDを実現するのに必要なの?そんな疑問がスッキリ解決し、「なるほど、こうやって現実のビジネスをコードに落とし込んでいくのか!」という気づきを得られる時間でした。
その後は、成瀬さんが用意してくださった「ECサイト」のモデリング図をもとにイベントストーミングの振り返りをしました。
特に印象的だったのは、エンジニアからは見えにくい業務フローが、この図を通じて「なるほど!」と理解できたこと。 技術者だけでなく、ビジネスサイドの人たちとも同じ視点で会話できるようになるのが、この手法の凄さだと実感しました!

🌆 午後の部
午後の部は東京オフィスで実施しました。実は勉強会のために北海道や熊本からはるばるオフィスまで駆けつけたメンバーもいました🏃♀️
そして午後の内容は、モデリング図を実際のコードに落とし込むことにフォーカスしました!
「モデリングした内容をどのようにコードへ反映するのか?」を理解するため、まずは成瀬さんにイベントストーミング図からコードへの実装プロセスを解説していただきました。
成瀬さんのライブコーディング 🚀
今回は、既存のコードを使った説明ではなく、成瀬さんによるライブコーディングでの解説! 🎉
目の前でコードが組み上がっていく様子を見ながら、フォルダ構成の考え方、データオブジェクトの設計、実装の流れを学ぶことができました。
まるで職人の技を間近で見ているような時間で、実際の開発現場での思考プロセス を体感できたのは、非常に貴重な経験でした!

実践タイム!コドモンならではのペアプロでの挑戦🔥
ライブコーディングを見たあとは、いよいよ参加者全員でイベントストーミング図からコードへの実装に挑戦しました!💻✨
すると…オフラインメンバーたちは自然とペアプロを開始!(これぞコドモン文化👏)
コドモンではXP(エクストリーム・プログラミング)を取り入れ、そのプラクティスの一つであるペアプログラミングを日々実践しています。 詳しくは「コドモンがXPを取り入れている理由」をご参照ください!
普段の業務で培ったペアプロのスタイルが、この場でも発揮され、 「得た知識をすぐに実践的に活かす」という理想的な流れが生まれました。
さらに、普段一緒にペアプロをしないメンバーと組めたのも貴重な体験! チームを超えたコラボレーションが生まれ、いつもとは違う視点や考え方に触れられたことで、学びの幅がグッと広がったと感じました!

実際に手を動かしてみると…
普段は「特定の処理」にフォーカスして実装しがちですが、イベントストーミングを経たことで「この処理がシステム全体でどう使われ、何に影響を与えるのか」がクリアになり、いつも以上に納得感を持って実装できました。
イベントストーミングの考え方を理論だけでなく、実際の開発に落とし込む力を身につけることができた、濃密な午後の時間でした!
まとめ
今回の CoDMON Tech Meet では、イベントストーミングの振り返りをしつつ、モデリングした内容を実際のコードに落とし込むという実践的な学びを深めることができました。
特に、成瀬さんのライブコーディングでは、実際の開発現場での思考プロセスやフォルダ構成、データ設計の流れを目の当たりにすることができ、大きな収穫となりました!(急なお願いにも関わらず、快くライブコーディングをしてくださり、本当にありがとうございます🙏)
さらに、ペアプロを通じてチーム外のメンバーと協力しながらコードを書き、学びを共有できたのも、コドモンならではの強みを実感する瞬間でした!
今回の学びを活かし、モデリングで終わらせず、実装までしっかりつなげることで、チーム全体の技術力をさらに高めていきたいと思います!💪✨
最後になりますが、成瀬さん、素晴らしいワークショップを開催してくださり、本当にありがとうございました! 🚀