こんにちは!プロダクト開発部エンジニアリングマネージャーのたかお&せきねこです。2月末に開催された EMConf JP2025 に参加してきたので、その様子をお届けします!
自己紹介
- 2024年8月コドモン入社
- 複数チームでEM(Engineering Manager)
- 子どもとスーファミするのが最近のブームです
- 2023年8月コドモン入社
- EM歴1年目の新人EM
- 乾燥納豆にハマってます
イベント当日は、たくさんの参加者🙋×めじろ押しの企画たち🎤=寒さも吹き飛ぶ熱量🔥で大いに盛り上がりました!
ここからは、私たちが参加した企画の中から特に印象的だったものについて感想や気づきを述べていきます。
目次
セッション
「大規模アジャイルフレームワークから学ぶ”エンジニアマネジメント”の本質」
せきねこ:いかねこさんの組織で導入しているSAFe®の概要と、導入によってどう組織成長できたかというお話でした。
「同じ方向を向けていない」「チーム間のコミュニケーションコスト増大」「EMが何でも屋になってしまう」といった開発組織に起こりがちな問題を、組織構造とロール定義によって解決するという手法は、求められることが多岐にわたるEMのキャリア形成にも良い影響を与えていることを理解しました 。
「EMは何でも屋」と腹をくくって臨むよりも、「今はソリューションに責任を持とう」「ここではアーキテクトに責任を持とう」など、場面ごとに求められている役割を認識しながら自分の強み領域を増やしていきたいと感じました!
サバイバルモード下でのエンジニアリングマネジメント
たかお:経営/プロダクトともに難しい状況下でVPoEを引き受けたというこにふぁーさんの実体験の共有の発表でした。
自分も数年間EMをやっている中で悩んだり後悔した経験のある話がいくつも出てきたので、終始頷く部分が多い内容でした。 特に、マネージャーは考える時間軸を伸ばして1年先など未来に目を向けるという話をされていました。最近特に自分は、目先のことを進めるのに精一杯で1年先のことを考える時間を取れていなかったなと振り返るきっかけになり、すぐに意識していこうと感じました。
n=1の経験が紡ぐエンジニアリングマネジメントの可能性
たかお:iwashiさんのEMとしての経験談やこれからのEMに期待されることのお話でした。
特に自分の中で印象的だったのがチームのコミュニケーションの透明性の話でした。
チームのコミュニケーションについての経験談の中で、「機密情報以外のコミュニケーションは基本的にオープンにという考え方があるが、実際にはオープンなコミュニケーションとクローズドなコミュニケーションを上手く使い分け、チームが自分たちだけの場所(プライベートチャットグループなど)を持つことも時には重要だ」という考え方について話されていました。 自分も元々は、「プライベートチャットが増えること=組織にとっては良くないこと」だと思い込んでしまっていたのですが、確かにこれまでを振り返ると必ずしもクローズドな状態がすべて悪いものではなく、クローズドな空間があるからリラックスして会話できたりチームの一体感が増したりしたこともあったなと気づくことができました。
セッション以外の企画
スポンサーブース
たかお:emconfではスポンサーブースを回るスタンプラリー企画がやっていたのでせっかくなので少し回ってみました(なかなか時間が足りず、半分くらいしか回れませんでした・・・)
スポンサーブースでは各社色々な企画が行われていたのですが、EMのお悩みアンケートをいくつか見かけ、こういうオフラインのカンファレンスだからこそ普段共有できないEMたちの悩みを垣間見れて、そうだよな〜と共感できる内容が多かったです。
また、bitkeyさんのブースで自分がどんなタイプのマネージャーなのかを診断する企画があったのですが、懇親会の時間に全く同じタイプの方を見つけて盛り上がりました 👏
アンカンファレンス
せきねこ:お祭り大好きの私は入念にイベントの予習をし、スタンプラリーやノベルティのことは十分把握していたのですが、こちらの企画を見逃していました…
『アンカンファレンス: 参加者同士が自由にプレゼン、議論ができる会場企画です』
当日スペースの前を通りかかって企画の存在に気づき「せっかく参加者同士のコミュニケーションができる場があるなら、話さない手はないぞ…?」と確信し、何も用意がないままLTにエントリーしました。
x.comアンカンファレンスの枠が空いていたのでしゃべる決意をしました、予約駆動LTの仕組みに感謝 #emconf_jp pic.twitter.com/rDhzEHVVE4
— sekineko (@papipupepujii) 2025年2月27日
「EMとしてこれまで積んできた経験値の大半がチーム異動によりリセットされた」という自分の体験紹介と、それに対するアドバイスを求めて参加者の方とお話をさせていただきました。
イベント後に一部加筆したスライドを以下に公開しているので、興味があればご覧いただけたら嬉しいです!
次回もアンカンファレンスの場があれば、今度は準備をした上で臨みたいと思います。
懇親会
たかお:今回の懇親会チケットはかなり激戦だったようなのですが、運良く購入することができたので懇親会にも参加できました・・・! 懇親会では豪華な料理やお酒とともにオフラインならではの、普段あまりオープンには話すことができないEMとしての悩みを相談し合ったり、他の人の経験談などを聞いたりすることができて非常に良い時間でした。iwashiさんも発表の中で「マネジメントの経験談をオープンに話すのは難しいからオフラインで交流してこそカンファレンスの価値がある」とおっしゃっていたのですが、まさにその通りだなと感じました。来年もし開催されたらまた懇親会にもぜひ出たいと思っています!
ちなみに私は今回プレーリーカードを持って参加したのですが、他にもプレーリーカードを持っている方が結構いらっしゃり、スマホでピッとSNSのアカウントを交換したりプロフィールを確認できる体験はとても良かったです。
🍻🍻🍻
せきねこ:いっぽう懇親会チケットを購入できなかった私は、乾いた喉と空きっ腹を潤すオアシスを求めて会場近くのもうやんカレーに入ろうとしました。
が、ドアの横には「貸切」の2文字が…(泣)
諦めて帰路につきましたが、実はこの貸切の正体が SmartHR さんによる EMConf JP 2025 非公式懇親会 だったことを後から知り、自分の情報収集力の乏しさにショックを受けました…みなさんと交流したかったです!
次回は懇親会まで参加したいと思います!!
さいごに
以上、EMConf JP 2025 の参加レポートをお届けしました。
色々な方と会話する中で特に感じたのが「みんな何かしらの悩みを抱えながらも、事業や組織を前に進めるため試行錯誤しながら頑張っている」という、EMみなさんの芯の強さでした。難しい課題は尽きませんが、事業・組織そして自分自身の成長のために、心の火を灯し続けていきたいと思います!