こんにちは開発部のチャブです。今回は、一日中、システムの改善に没頭できる「kaizen day」について紹介をしていきます!
kaizen dayが誕生した背景
ソフトウェア開発は楽しいものですが、日がたつにつれさまざまな「負債」がうまれてきますよね。依存するライブラリが劣化したり、自動テストの実行が遅くなったり。他にもこういうものがあったらいいなと思うけど、なかなか必要な時間を費やすタイミングが見つからないことがあります。
コドモン開発チームでも「ボーイスカウトルール」は浸透しているものの、「ついでに」ではなんだかんだ手が届かないタスクも一定あります。そして同じチームで開発をすることが多いため、他チームとのコミュニケーションの機会ももう少し増やしたかったです。
このような課題感から、正式に「この日は改善タスクだけをやろう!」という業務日を、開発チームの共通的な基盤を使っているコミュニティで実施してみました。やってみてどうだったか、どのような成果があったかを紹介します!
当日の流れ
まずは事前にどのようなタスクをやっていきたいかを参加者にヒアリングし、なるべくやりたいことを一致させつつ、また、普段は一緒に開発することが少ないメンバー同士で4名ほどのチームを作りました。 1日かけてそれぞれの改善タスクをチームで行い、最後にそれぞれの成果を共有し賞賛し合いました。いくつものタスクを完了させることができ、実りのある1日になりました!
どんな改善が行われたか
2つピックアップして紹介します👇
フィーチャーフラグ制御ツール
安全なリリースの試作の一環として、フィーチャーフラグがよく利用されるようになっています。一方でフラグのOn/Offの制御において、手動での手順が一定程度あり、慎重に行わないといけない状況でした。そこで手順をシンプルにして、簡単なインタフェースで対象のフラグとOn/Off状態を指定するだけで適応できるツールを完成させました!
API ドキュメントのGitHub Pagesへのパブリッシュ
一部のプロダクトでは、ドキュメントファーストなAPIの開発を取り入れています。open API形式のAPIドキュメンテーションがあり、それに基づいたソースコードの生成を行い実装をします。複数のサービスではこのようなAPIドキュメンテーションはあったものの、容易にみることができていませんでした。そこでGitHub Pagesにパブリッシュすることで、社内のだれでも簡単にAPIドキュメントがみられるようになりました!
さいごに
さまざまな改善ができた他に、「普段一緒に働けない人と作業ができて楽しかった」などの声もありました。今後も月次で実施することになりました!