こちらの記事はコドモン Advent Calendar 2022と、技術広報 Advent Calendar 2022の3日目の記事です🎅
こんにちは!Engineering Officeのおかぱる(@okapall)です。 最近我が家に食洗機が導入され、また一つ面倒から解放されました🕺
今回は コドモン開発チームでアドベントカレンダーを実施できるようになるまでの軌跡 を紹介していきたいと思います。2022年4月時点では、ブログを書くメンバーが2,3人とすごく限られていたのですが、現在ではコドモン開発チームのアドベントカレンダーを作成し、25日すべてをメンバーで埋めることができるまでになりました!(もちろん全員別人です。)
またカジュアル面談などでも「ブログを読みました! 」と言われることが増えてきて、仲間集めでも効果が出始めていると感じます。
開発チームでブログを運用していきたいけどどう進めようか悩んでいる......という方の参考になったら嬉しいです!
開発チームブログ改善のはじまり
2020年から開発チームのブログ自体はあったのですが、私の中でざっくりと以下のような課題感がありました。
- ブログを書くことの目的が曖昧になってしまっている
- ブログを書く人が固定化してしまっている
- ブログの内容が偏ってしまっている
一つ目の課題によって、二つ目と三つ目が生まれてしまっていたと思います。このような課題を解決すべく、以下のようなことをやっていきました👇
やったこと
改善を推進してくれる仲間を集める
まずはブログの改善を一緒に推進してくれるメンバーを集めることにしました。もともとブログの運営はEngineering Officeチーム主導でやっていたのですが、チームメンバーが少なく、かつ開発メンバーを巻き込んだほうがより現場に近い意見も出るのではと思い、 一緒にやってくれる仲間を集める ことにしました。
その結果PdMの木村さん・エンジニアの千田さん・エンジニアの阿部さんが手を挙げてくれまして、めでたく開発ブログ推進委員会が発足しました👏
ブログの目的の再確認
推進メンバーで目的の再確認を行いました。ブレストした意見をまとめ、3つの軸に整理することができました。
- 世の中の開発に関わる人々への情報提供をする 🌍
- ブログを書くことによってチームメンバーとの相互の知見共有、技術力向上を目指す💪
- コドモン開発チームに興味を持ってくれる人を増やす 👨👩👧
改めてブログの課題感洗い出し
Miroを使って課題感を改めてブレストしました。推進メンバーの中にはブログを書いたことがないメンバーもいたため「なんで今まで書かなかったのか」などのリアルな意見も聞くことができ、今後のアクションを考える土台になったと感じます。
ブレストした課題感の中で優先度をつけていき、早めに着手したいものを3つ決めました。また、いつどの課題に着手して改善していくのかをざっくりとしたロードマップにも落とし込みました。
- 現在使っている媒体が、ブログの目的にあった媒体ではないのでは
- チーム全体でブログを書く文化が作れていない
- 書く人が固定化してしまっている
課題に対する具体的なアクション
ブログの媒体を変える
もともとnoteを使っており、チームカルチャーを発信していくにはよい媒体だったのですが、技術に関する情報発信も増やしていきたいとなると、フィットしている媒体ではないという結論になりました。
会社の開発ブログに適した媒体をいくつか検討し、コードの記述もしやすく技術系の記事の発信も多いはてなブログに決定しました。
またヘッダーやレイアウトなども自由に変えることができるので、 コドモンの雰囲気を伝えやすいブログになった と思います。ヘッダーやアイキャッチ、タイトル画像はマーケデザインチームのメンバーに作成してもらいました。とても素敵でかつコドモンの雰囲気にもマッチした画像を作っていただき、感謝しかありません...... 😭
書こうかなと思った人が書き始めやすい運用へ
これをみたら ブログのすべてがわかるような手引き を作成しました。ブログを書こうかな〜と思った人が何から始めればいいかがわかり、困ったときに参照することで解決できるようなものにしました。現在も書き足していっているのですが、情報量が多くなってきたため、分割も視野に入れています😓
またチーム内へブログについての発信も頻繁に行い、 みんなでブログを書いていこうという文化作り も目指しました。
議事録を見返したら6月にアドベントカレンダーへの意気込みを語っていました(笑)。このタイミングでは、 本当に実施できるかは半信半疑でした。
記事を書いてくれそうなメンバーに個別でアタック
運用は改善しましたが、一度も記事を書いたことがないメンバーが記事を書き始めるにはまだハードルがあったようで、最初は思うようにブログ執筆に名乗りを上げるメンバーが増えませんでした。
当番制のように持ち回りで書くようにするという案もあったのですが、強制して書いてもらう運用では、私たちの目的は達成できないなと考えました。
そこで行ったこととしては、 記事を書けそうなメンバーに個別にアタック 作戦です 🚀 会話をするの中で記事のテーマになりそうな話題が出たらすかさず「それブログに書きませんか???」と提案をしたり、テーマにできそうな活動をしているメンバーを見つけたらすかさずDMで「それブログに書きませんか???」と声をかけています。
個別に話すと意外とみんなすんなりと快諾をしてくれ、コドモンメンバーの人のよさを改めて感じました😉 地道な活動もあり、徐々に記事を書くメンバーが増えていきました。
2022年12月時点での状況
アドベントカレンダーを実施できるまでになった🎄
2022年4月時点では2,3人しか書いていなかった開発ブログですが、25人でアドベントカレンダーを実施できるまでになりました!開発チームには全部で50名程度のメンバーがいるのですが、約半数のメンバーが記事を書くことになります。
9/26から参加メンバーを集め始め、なんと2週間後の10/13には25人集めることができました。
チームや個別に「アドベントカレンダー参加しませんか?」というアタックは少ししていたのですが、想像以上にすんなりと埋めることができて、驚きでした。みんながとても協力的で嬉しい限りです......
書くメンバーが増えることによって内容の幅も広がり、様々な情報発信をすることができるようになりました!
ただ1ヶ月でたくさんの記事を公開することが初めてだったため、レビュー体制には課題が残ったなと感じています。来年度に向けて改善していきたいと思っています 🙏
月2,3本のペースで公開できている
6月〜11月にかけて、月に2,3本のペースで公開をすることができるようになりました。それまでは公開できない月もあったので、コンスタントに公開できるようになり、より多くの情報発信ができるようになったと感じます。
仲間集めでの効果も少しずつ表れている
スカウトの返信やカジュアル面談などで 「ブログを読みました!」と言われることがすごく増えました 。特にコドモン開発チームのカルチャーや、今後取り組んでいきたい課題に共感いただき、興味を持っていただけるケースが増えてきました。
コドモン開発チームは仲間集め強化中なのですが、その面でも効果が少しずつ表れ始めていて、とてもとても嬉しいです......!
最後に
1年前は他社さんのアドベントカレンダーを見て「いいな〜」と指をくわえてみていた私でしたが、今年はコドモン開発チームでもチャレンジすることができました! 一番大きかったのはやはり推進メンバーの存在 でした 👨👩👧 全く別のチームに属している4人が集まりましたが、それぞれの視点で意見を出し合いつつ、フォローし合いつつ、一歩一歩進んで来れたなと思います。
今後もコドモン開発チームの組織や開発について、世の中の役に立ちそうな記事を増やしていけるように頑張ります💪
Engineering Officeチームの宣伝
Engineering Officeチームで一緒に働く仲間を募集しています!Engineering Officeチームとは「開発チームの機動力を上げる」ことを目指して、以下のようなことをしています。
- 新卒、中途の仲間集め
- ブログやイベントなどの技術広報
- 新卒研修や内定者インターンなどの設計
コドモン開発チームには、プロダクト改善や技術負債返済、新規事業などやっていきたいことがたくさんあります!それらを実現するためには今まで以上に開発チームの機動力をあげていく必要があり、仲間を探しています。力を貸してくれる方がいたら、ぜひ一緒に働きましょう......👬 興味ある方は気軽に話しかけてもらえると嬉しいです。
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