これはコドモン Advent Calendar 2022 5日目の記事です。
こんにちは、プロダクト開発部の渡邊です。
突然ですが、みなさんは普段から技術書を読んでいますか?
ネットで検索すれば欲しい情報はすぐに得られますが、効率よく学習するために技術書を読むことはエンジニアとして必要不可欠であると自分は考えています。
しかし、なかには読書が苦手で技術書を手に取るのは億劫に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、読書が苦手な方にもおすすめできる、普段自分が実施している読書術について紹介します!
最初から最後まで全部読まない
本を買ったら最初から最後まで全部読むのが当たり前、と思われる方も多いのではないでしょうか?
確かに、小説は飛ばし読みをすると読書の面白みが減ってしまうかと思います。しかし、技術書の場合は異なります。
技術書を読む目的は多くの場合、普段の業務や開発の中で抱えている課題の解決や、新しい技術のキャッチをするためであることがほとんどです。 そのため、最初から最後まで読まなくても、自分が必要としている知識をキャッチアップすることができれば目的は達成されます。
そこで自分は目次を熟読し、必要な部分だけを読むようにしています。
目次は、本の概要をまとめたものになるので、中身を読まなくてもおおよその内容は把握できます。 その中で特に自分が知りたいことについて記載があるページだけを読めば知識のキャッチアップは可能です。 無理に全部読まなくていいと考えると、読書に対するハードルも下がるのではないでしょうか。
難しいと感じたら、その本の前提知識を得るための本を読む
「技術書を読んだけど、内容が全く理解できない……」
このような経験をした方は多いのではないでしょうか? かくいう自分も何度も経験しています。
では、なぜ書籍の内容を理解できないのでしょうか?
それは、その書籍を理解するための下地となる知識が足りていないことが原因だと考えます。
例えば、オブジェクト指向を理解していない状態でデザインパターンを理解することは難しいかと思います。どれだけ書籍の中で丁寧に解説されていても前提となる知識がなければ理解は進みません。
もし技術書を読んでいて難しいと感じたら、その技術本を一旦閉じ、より基礎的な知識を説明している書籍を読むようにしています。
つまらないと思ったら読むのをやめる
少しもったいない気もしますが、読んでいてつまらないと感じたらその書籍を読むことをやめるようにしています。
自分の場合、一度でもつまらないと感じてしまうと書籍の内容を理解するのにとても時間がかかってしまいます。 それでも無理に読み続けようとすると読書自体が苦痛になってしまいます。
読書に対するモチベーションを維持するためにも必要な考え方であると思います。
メモを取り、章ごとに要約してみる
技術書を読んでも、内容が頭の中に残らないと読んだ意味が無くなってしまいます。
そこで形式はなんでもいいので、感想や要約を自分の言葉でアウトプットすることを心がけています。
これは自分が実際にSlackに投稿した書籍の要約です。こうしたアウトプットを行うことで内容の整理をすることができるので、書籍の理解がはかどります。
また、要約を読んだ人から感想やフィードバックをもらえると、自分では気づかなかった視点が身に付くかもしれません。
実践する
これは「読書術」からは少し離れますが、書籍から得た知識は知識だけに留めずに普段の業務や開発の中でぜひ実践しましょう!
自分の手を実際に動かすことが知識の定着には一番効果的だと感じます。
できることから少しずつ実践を行い、知識を血肉に変えましょう。
まとめ
本記事では自分が実践している技術書の読書術について紹介しました。
良質な技術書の知識を獲得できると、エンジニアとしてのレベルが何段階も上がったように感じます。
本記事を参考にしながら、自分に合った読書術で効率的に読書を楽しんでください!
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