こんにちは!Engineering Officeのおかぱるです。
6月よりエンジニア向けに「オライリー学習プラットフォーム」を導入したので、サービス内容や導入背景について記事にしていきます! エンジニアメンバーからは歓喜の声が上がっています👏 エンジニアの学びの支援をやっていきたい方の参考になると嬉しいです!
オライリー学習プラットフォームとは
オライリー学習プラットフォームとは、O'Reilly Media社が提供する学習支援サービスです。
大きく分けて以下のようなコンテンツを利用することができます。
オライリーの書籍が読み放題
2024年6月時点で、なんと6万冊以上の書籍が用意されているそうです!英語の書籍が多めではありますが、書籍をブラウザで読むことができ、ブラウザの翻訳機能との相性がとても良いです。英語の書籍でも、ストレスはあまりなくスムーズに読むことができます。日本語の書籍も徐々に増えているようです。
クラウドサービスのサンドボックス
Azure、AWS、GCPなどのクラウドサービスのサンドボックスが使用可能です。クラウドサービスを自学で使用したい場合、サービスにかかる費用が心配になりますが、サンドボックスが提供されていると安心して学べます!
資格取得のためのコンテンツ
AWS認定資格のためのコンテンツなど、資格取得を助けてくれる書籍や動画などのコンテンツがあります。
導入背景
開発チームは日々変化していくユーザーの状況に合わせて、価値を届けられるプロダクトを作り続けることが求められます。また日々新しい技術も出てくる中で、チームやプロダクトの状況に適した技術を取捨選択しながら開発に取り入れていくことも求められます。そういった姿勢を後押しするために、継続して学べる環境を作ることは必要だと考えています。
もちろんコドモンにもすでにいくつかの学習支援の制度はありますが、他社の事例やエンジニアメンバーの声などを参考に、より充実させていく決心をしました。
やりたいことを実現するために、フルリモートメンバーも使えるような書籍購入補助の拡充や、自己研鑽支援金のように一律で支給する制度などほかの方法も検討しました。しかし申請や承認などの運用面での大変さや本当に継続した学びにつながるかという点で悩みが出てきてしまい、今のチームにとってベストな方法ではないという結論になりました。
そんな中でオライリー学習プラットフォームを一つの選択肢として検討しました。法人契約をした場合運用面での大変さもなく、また質の高いコンテンツにいつでもアクセスでき、新しいコンテンツも定期的に公開されるという点で継続した学びにつながるなと感じ、まずはトライアルをやってみようということになりました。トライアルを経てメンバーからの熱い感想に目を通し、これならやりたかったことが実現できそう!と感じ、導入に踏み切ることができました。
トライアルの様子
約1か月のトライアル期間を設けていただきました!
トライアル期間の中でのメンバーの感想を、カテゴライズしつついくつか紹介します。
チームでの勉強会につながる
このような感想は本当に多かったです!コドモンはフルリモートのメンバーもいるため、オンラインで同じコンテンツにアクセスできるというのは最高です🔥
- チームとしては勉強会で取り上げたい題材の議論が活発になりました!
- チームで輪読会をする際に、書籍の購入が最初のハードルでしたが、サブスクの中から選べばラフに企画できそう。
共通認識を作りやすい
エンジニアチーム全体、またそれぞれのチームでの共通認識も作っていきやすくなる予感です。
- チーム内で本を推薦し、全員が読めるので共通認識をもって会話できる部分が増えた。
- 新しくジョインするメンバーに向けた推薦図書を紹介しやすくなりそう。
キャッチアップへのモチベーションが上がった
書籍を手に取るハードルが本当に下がるので、キャッチアップは格段にしやすくなりそうですね。
- 本を読むモチベーションが上がった。色々検索して何読もうかな〜でウキウキするだけで意欲が湧く!
- トライアルをきっかけに技術的キャッチアップのハードルが下がった気もしてます。
コンテンツの質が良い
信頼と実績のオライリーですね!
- 書籍を読みたくなったら「まずオライリー本あるか探す (なければ他社の本を探す)」くらいオライリーを信頼していました。サブスクは初体験でしたが、オライリー本を手に取れる&購入前に流し読みもできることは自分の読書スタイルにぴったりだと感じました。
- しっかり専門家が作ったコンテンツがたくさんあるのが魅力的でした。
今後
2024/6から導入のため、まだまだ始まったばかりです。具体的にどんな活用ができたか、チームにどんな良い影響があったかは、また数ヶ月後に記事にしていきます💪