こんにちは! Engineering Officeチームのおかぱるです。
今回はコドモン開発チームが初めてオフラインイベントのスポンサーをすることになったObject-Oriented Conference 2024(以下OOC)についてです!
スポンサーをすることになった背景、準備やイベント当日の様子、ふりかえりまでを記事にしていきます。イベントに向けたチームの雰囲気を知りたい方、またオフラインイベントの裏側が気になっている方がいましたら、ぜひご覧ください💪
スポンサーをすることになった背景
コドモン開発チームでは現在情報発信に力を入れています。このブログでの定期的な発信はもちろん、オンラインイベントのスポンサーや他社さんとの合同のイベントなどは実施してきていたのですが、オフラインイベントのスポンサーは未経験でした。
そんな中でメンバーからある社内チャットにてある投稿が行われました。
開発チームでは現在、ユーザーに継続して素早く価値を届けるために、技術的負債解消に向けたリファクタリングやリプレイスを進めています。
このイベントなら、コドモン開発チームが負債と向き合う中で得た学びを世の中に還元しつつ、コドモンの状況に共感いただける方とも出会えるのではないかと思い、スポンサーになることを決めました。 これからどんどんオフラインイベントが多くなっていくと思うので、このタイミングでオフラインイベントに挑戦したいという思いもありました。
スポンサーとして準備することと運営メンバー
イベントに向けた運営メンバーは全部で7名でした。コアメンバーは全体に関わりつつ、それぞれ専任のメンバーも置く形にしました。
- コアメンバー:2名
- ブース担当:3名
- 幕間CM担当:1名
- セッション登壇:1名
準備〜当日の様子
ブース
準備
ブース出展のゴールをは大きく分けて2つ設定しました。
- コドモンの事業の重要性を知ってもらう
- 開発チームの雰囲気・開発スタイルを知ってもらう
そのうえでブース出展に向けて準備したものはざっくり以下のとおりです。ビジネスチームがイベントで使用したものを一部流用させていただきました!
- タブレットとスマホ(実際のプロダクトを見てもらうため)
- モニター(開発チーム紹介動画を流しておくため)
- 顔はめ・プロダクト紹介パネル
- 手渡し用のノベルティ
- トークボード
今回メンバーで意見を出し合い完成したのがトークボードでした。人によって興味があるテーマは異なるけれど、時間がない中で質問を考えてもらうのは大変なので、想定質問を6つほど用意しておき、選びながらお話しできるようにしてみました。想定質問や回答はエンジニアメンバーで考えつつ、ボードのデザインはマーケデザインチーム(以下「MDチーム」)に協力いただき作成しました!
当日
運営メンバーでブースの設営をし、お客さんの来場に備えました。ブース用のテーブルクロスにはスチームアイロンをかけ、準備万端です...!
OOCは大盛況で、本当にたくさんの方とお話しすることができました!OOC自体のイベントとしてもブーススタンプラリーが実施されており、その工夫のおかげもあり開場からずっと人が途切れずブースエリアは賑わっていました。
ノベルティ
準備
ブースに来てくれた方に手渡しするノベルティを新たに作成しました。こんなイベントで...こんな方にお渡しして...こんな気持ちになってくれたら嬉しいな...ということをMDチームと相談した結果、とても素敵なデザインのマシュマロが完成しました...!
マシュマロをデザインしてくれたMDチームのメンバーから、込めた思いについてコメントもいただきました👇
ノベルティに込めた思いとして、まずはもらった時にとにかくポジティブな気持ちになってもらって、少しでもコドモンいいな!と思ってもらえるきっかけにしたいと思ってデザインしました! 具体的にはイベント開催時が3月下旬だったのでタグにはホワイトデーのハート柄にし、暖かくなってくる頃だったので、春を感じさせるモチーフを取り入れようと思ってマシュマロにはお花をいれてみました💐🩵
当日
どれくらいの方がブースに来ていただけるか事前に目星をつけるのが難しかったのですが、今回は150個のマシュマロを用意し、結果すべて配り切ることができました。お渡しした方からも「可愛い!」と好評で、ブースでのコミュニケーションが盛り上がるきっかけにもなりました🕺
幕間CM
準備
CMには大きく分けて2つの内容を入れたいと考えていました。
- コドモンがどんなユーザー向けにどんなプロダクトを作っているのか
- コミュニケーションが活発な開発チームの雰囲気
1分という短い時間の中でどのタイミングでどんな要素を入れるか、絵コンテを作りながら話し合って決めていきました。
動画撮影やナレーション撮りも社内メンバーで行い、1分間の幕間CMが完成しました!ナレーションはカスタマーサクセスのメンバーに協力してもらい、ナチュラルで、かつ温かみがある動画になりました✨
当日
セッションの合間などに幕間CMを流していただきました。CMを見て「事業が気になってお話を聞きに来ました!」「ペアプロについて情報交換したくて来ました!」とブースに来てくださる方がいて、コドモンに興味を持っていただくきっかけとなりました👏
セッション
準備
コドモンではイベント登壇時、毎回決まったメンバーが登壇するわけではなく、イベントのテーマに沿ってコドモンとしてどんな話ができそうか、その話をするならば適任は誰か、という流れで登壇メンバーを決定しています。
今回も数名のエンジニアで集まり、今回のイベントテーマであれば「請求チームで行っていたリファクタリングの事例が他社でも参考にしてもらえるのではないか」という話になり、その当時請求チームに所属しリファクタリングを牽引していた中田さんが登壇する運びとなりました。
発表直前に社内でリハーサルを実施し、メンバーから以下のような激励コメントももらっていました🔥
濃い内容をとても分かりやすい学びでまとめていて、あっという間の40分でした。謙虚で人柄の良さが滲み出ている話し方なのも良かったです。中田さんってすごいな〜という気持ちがまたひとつインクリメントされました。当日はがんばってください!
当日
完成した発表資料はこちらです👇
当日セッション会場はほぼ満員で、たくさんの方に発表を聞いていただくことができました。Xでも感想をポストいただき、終わった後に読ませていただきました!
> リアルな設計課題
— みっちー / OBPM Neo の PdM (@michiya_nishida) 2024年3月24日
こ、これはいい言語化…!
本の学習だけだと実践につながらなかったり、課題解決の武器に直結しなかったりするけど
目の前の課題ファーストで学習すれば
課題を解決する武器を得るのとその解決という体験を両方得られるので経験値が高そう#ooc_2024_c pic.twitter.com/DFijTHFNwj
コドモン中田さんの話、めっちゃよかったなあ #ooc_2024_c
— nikkie / にっきー 技書博 け-04 Python型ヒント本 (@ftnext) 2024年3月24日
私も目の前の課題を解決したくて、書籍にあたって今日共有したような宝を持ち帰ったと言える!
コドモンさんで向き合ってるのはかなり難易度の高いダンジョンって感じ。
生々しさも含めて聞けてよかった
詳しい登壇内容は、登壇レポートをご覧ください!
ふりかえり
イベント終了後には、運営メンバーで集まり、ふりかえりを行いました!リアルな振り返り内容を一部ご紹介します。
よかったこと👍
コドモンが得た学びをコミュニティに還元することができた
これまでコドモン開発チームもたくさんの情報に助けられて開発を行ってきました。イベントに協賛、そしてセッション登壇をすることで、コミュニティに少しでも還元できたかなと思うと嬉しい気持ちです!
たくさんの方にコドモンを知っていただけた
セッション会場もほぼ満員、そしてブースには200名を超える方が遊びに来てくれました!
ブースでは「コドモンのこと知っていましたか...?」という問いかけに対して「初めて知りました!」と反応いただく方が多く(体感9割くらい)、コドモンを知っていただくよいきっかけになったなと感じています。逆にこんなにコドモンのことを知らない方がいるということは、採用・技術広報の伸び代がたくさんあるなということも痛感する日となりました。
ブースでいろいろな方と交流をすることができた
実際のプロダクトや、質問をまとめたトークボードをブースに用意していたのがよかったと感じています。コドモンのメイン事業はこども施設の職員向けのICTサービスなのですが、保育園や幼稚園の先生たちの業務を具体的に知っている人ばかりではないので、実際のプロダクトを参照することでイメージしてもらいやすくなりました。
またトークボードを用意することで時間がないなかでもそれぞれの興味に合わせたお話しができ、かつこちらとしても会話の心構えをすることができ、こういった場に慣れていないメンバーも安心して臨むことができました!
ちなみに「普段からコドモン使っていますよ!連絡帳やお知らせ配信などの機能に助けられています!」という保護者向けのアプリユーザーにも数名お会いすることができたのも嬉しかったです🙌
写真の引用元: https://www.flickr.com/photos/oocdev/53635539135/in/album-72177720315897716/
次回以降改善したいこと🚀
ブースが想像以上に忙しかった
想定以上の方がブースに遊びにきてくださり、ブース担当の4名全員がほぼフル稼働する結果となりました。 スタンプラリーを行っていたこともあり、時間帯によってはブースに待ちの列ができてしまい、テンポよく対応できなかったことに申し訳なさを感じました。
今後のイベントでは今回以上にメンバー数を確保し、お待たせすることがなるべくないように、またメンバーにもブースやセッションを回ったりする余裕ができるような体制にしたいと考えています!
プライベートでイベントに遊びに来ていたメンバーが何名かいたのですが、ペットボトル、ゼリー飲料、お菓子、入浴剤などを差し入れしてくれて、なんとか1日を終えることができました。この場を借りてみんな本当にありがとうございました...
ブースのアレンジ
プロダクトやトークボードを準備したことはよかったのですが、よりよいアレンジができそう!とふりかえりで話があがりました。具体的には以下のような内容が挙がりました👇
- 登壇があるなら、時間・テーマ・場所を書いたポスターを用意しておくと案内しやすい
- ブースの横または後ろに、ミッションや事業内容がざっくりわかるような横断幕を用意したい
- 今回の規模・イベントスタイルであればブース用ノベルティを250個ほど準備しておけばよかった
さいごに
今回のようにいろんな部署のメンバーを巻き込みながら仕事を行うと、毎回"チームコドモンをみんなでつくろう"という行動指針が頭をよぎります。ノベルティ、ブース、CM、セッションなど本当にたくさんのメンバーが関わりイベント当日を終えることができました。開発チーム以外のメンバーにも協力を依頼することも多かったのですが、みんな全力で力を貸してくれたことに感謝しつつ、行動指針を体現しているメンバーが多いなと改めて感じる機会にもなりました。
また、当日は本当にどこも賑わっており、素敵なイベントを企画・運営いただいたスタッフの方への感謝をお伝えしたいです。OOC2024実行委員長ariakiさんのイベントレポート記事も出ておりますので、ぜひご覧ください!委員長を始めスタッフのみなさま、本当にありがとうございました&お疲れさまでした!
イベント当日、またこのふりかえり記事を読んでご興味を持ってくださった方はぜひお気軽に情報交換をしましょう!コドモンのPitta経由でお声がけいただくもよし、選考を検討されている方は求人情報からご連絡いただくもよしです!