コドモン Product Team Blog

株式会社コドモンの開発チームで運営しているブログです。エンジニアやPdMメンバーが、プロダクトや技術やチームについて発信します!

EMConf JP 2026 参加レポート ── コドモンEM3名が語る、熱かったセッションと企画

EMConf JP 2026 参加レポート ── コドモンEM3名が語る、熱かったセッションと企画

こんにちは!コドモンでEM(エンジニアリングマネージャー)をやっている かじろ・しげた・せきねこ です。

3月4日に開催された EMConf JP 2026 に参加してきました。昨年に引き続き2回目の開催。参加者はなんと昨年の約400人から 700人超 に増え、熱気もパワーアップ!

この記事では、コドモンから参加したEM3名がそれぞれ印象に残ったセッション・企画を、熱い想いとともにご紹介します 🔥

自己紹介

かじろ

  • 2022年12月コドモン入社
  • 引っ越し前でバタバタしてます

しげた

  • 2023年10月コドモン入社
  • EM1年目
  • 4月から子どもが小学生になるので少しドキドキしてます

せきねこ

  • 2023年8月コドモン入社
  • 息子が傘を差せるようになり、雨の日もワクワクしています

印象に残ったセッション

かじろ:元アーキテクトEMが語る、組織変革への再挑戦

speakerdeck.com

「人だけ見て構造を設計してなかった」という挫折を経て、アーキテクトとして身につけた構造化思考で再び保守開発組織の変革に挑むぞというお話でした。

レガシーの根っこは人・組織・システム間のメンタルモデルのズレだという指摘や、AIは「増幅器」という表現がすごくしっくりきました。整理されてないプロセスにAIを突っ込んだら、カオスと技術的負債が爆速で膨れ上がるだけというのは、自分が普段の開発で感じていたことをうまく言語化してくれたセッションでした!

しげた:「事業目線を持て」に、どう応えるか

speakerdeck.com

「もっと事業目線を持って」というエンジニアならどこかで聞いたことのあるセリフ。それに応える方法が凝縮された発表でした。どうしたら事業目線を持てるかレベル1〜3に分けて段階的かつ具体的に語られています。

私はいま新規事業を担当しており、チーム全体で事業目線を持てるようにしていきたいと考えています。まずは数字を見えるようにするなど、取り組み始めていることもあり、背中を押されているような気持ちになりました。

懇親会で直接お話しすることもでき、いまの課題感をもとにアドバイスを頂けたのもアツかったです!sotarokさん、ありがとうございました!

せきねこ:メルカリ流、開発組織の生産性改善

speakerdeck.com

「開発組織の生産性をどう測るか?」正解があるようでないこの問いに対し、摩擦(開発を遅くする要因)の削減に焦点を当てて継続的なDX改善に取り組むメルカリさんのお話でした。

最初は改善対象を1〜2つのカテゴリに絞ったり、効果を実感しやすいストーリーから取り組むことで実施のハードルを下げながら改善サイクルを定着させていくことや、ステークホルダーの理解を得るために摩擦の削減をビジネス価値に置き換えてコミュニケーションすることの大切さを学びました。

私の所属チームでも改善活動に取り組む時間を設けています。「この改善ストーリー、ビジネス価値に置き換えると何が得られるんだっけ?」を言語化することは、ステークホルダーと共通認識を持てるだけでなく「自分たちの改善活動がビジネスに良い影響を与えている」ことに対する喜びと自信にもつながるのではないかと感じました。この点も意識しながら、今後の改善活動を続けていきたいです。

印象に残った企画

かじろ:EMの日常パネル展示

EMの日常をパネルにして展示されていたので見てきました!
共感するものばかりだった。会社が違っても、EMが考えていること・感じていることは似ているんだなと知れました!
自分はEM歴がまだ短いけれど、展示の内容に「わかる」と思える場面が多くて、ちゃんとEMになれてきているのかもしれないと少し自信になりました。
一番共感できたパネルの写真を貼っておきます。

しげた:Ask the Speaker でこにふぁーさんに直接質問

セッションが終わった後に、スピーカーに直接質問できる「Ask the Speaker」が実施されていました。スポンサーブースのある部屋の一角でセッション直後から1対Nでお話しできる形式です。

私はこにふぁーさんのマネージャー版 "提案のレベル" を上げるのAsk the Speakerに参加しました。私が着いた頃にはすでに数人集まっていましたが、無事に聞きたかったことを直接聞くことができました!

発表の中では提案のレベルを使い分けることが大事とありました。自分はレベル0やレベル1をある種の根回し(合意形成のための大事なステップ)と解釈した上で、そこをうまくやっていくためのコツはありますか?と尋ねたところ、根回し入門の記事を教えていただいたり、実際に相手と話すときにこにふぁーさんが心掛けていることを聞けたりと、参考になるお話しばかりでした! こにふぁーさんありがとうございました!

せきねこ:スタンプラリー完全攻略(リベンジ)とスポンサーブース

お祭り大好きの私は入念にイベントの予習をし、昨年全然回れなかった「スタンプラリー」を今年こそは攻略するぞ!!と胸に誓って臨みました。

スタンプカードに記されている様々な企画に参加した中で、特に面白かったのがスポンサーブースでした。エンジニアリングマネジメントのお題にまつわるトークを交わしたり、エンジニアリングマネージャーが執筆した論文や書籍、ポスター展示から組織課題解決の事例を学べたり、セッションに引けを取らない濃い時間を過ごせたと感じています。

スタンプカードの全てのマスを埋め、最後にコンプリート賞もいただきました!景品が想像以上に豪華で感激でした…!!

コンプリート賞の景品はTシャツ・マグカップ・タオルでした!スポンサーノベルティの数々とともに

懇親会

せきねこ: 本編の後は、参加者・登壇者・スポンサー・運営スタッフが一同に会して懇親会が開かれました。

顔見知りのメンバーとセッションの感想を共有したり、はじめましての方と日頃のお悩みポイントを議論したり、スタッフの方に感謝の気持ちを伝えたり…色々な縁に包まれた素敵な場となりました。

個人的に、さとぽんさんによる乾杯前挨拶での「エンジニアリングマネージャーになってコードを書く機会は減っても、私たちはチームの環境変数 (conf) を書き続けている」という言葉が最も印象に残っています。

「今の自分が向き合っている課題は成果が見えづらく、うまくいっていないなぁと感じることもあるけれど…それは環境変数のような動きをしているからだったのか!!」という一大発見に感動するあまり目から汗が溢れ出そうになったので、乾杯のビールとともに急いで体の中に流し込んでいたのでした🍻

乾杯前のアツいご挨拶の様子

まとめ

以上、EMConf JP 2026 の参加レポートをお届けしました!
三者三様の視点から多くの学びを得ることができました。セッションだけでなく、Ask the SpeakerやスポンサーブースでのEM同士の交流も大きな刺激になりました。来年もぜひ参加したいです!