こちらは「コドモン Advent Calendar 2025🎄」の5日目の記事になります。
この記事は2025年の私から2026年の私に向けて書いています
ですが、以下のことを日々ぼんやり感じている人にも届くといいなと思っています。
- 1日の終わりを勝ちで終えたい人
- 準備段階から完璧を目指しすぎて実行動に移せない人
- 昨日の自分を超えたい人
みなさん、ストレス、楽しめてますか?🌀
こんにちは!コドモンでエンジニアをしている郡司です。
師も走り回るような忙しい月、師走!クリスマス!アドカレ!🎅
仕事に勉強、家事、育児、日本のみなさんお疲れさまです!
年末に向けてなおさら忙しい毎日の中、多種多様なストレスを少なからず感じることもあるかもしれませんね。
そんな私はつい先日、あまりに日々パワフルに働くマネージャーと「どんなときにストレスを感じるか?」と会話になりました。
みなさんが感じるストレスとは何でしょう?
私の場合のストレス、それは、「やりゃいいだけだとわかっているのにやらない自分に腹がたつとき」です。
私は根っからの負けず嫌いなのですが、プライベートでも仕事でも、誰かが目に見える成果(いい設計方針の提案や、本質的な回答、チームが一気に前進できるような動きなど)を出すと、その日の夜、お風呂の最中までそのことが頭に離れなくなるくらい「くそー、俺もやってやるぞ!」と猛烈に意気込みまくります。
しかし、高まった熱量は、翌日、1週間、ひと月、とたつにつれて、徐々に収まっていってしまうことが多々ありました。
いつしかその熱量は「あー、なんであのときやらなかったんだ...」と内向きの怒りや自己嫌悪といったストレスに変わっている、非生産的圧倒的負けループに入っていくことが多かったです。リラックスするためのお風呂もいつの間にか考えごとをするための場所に。
本記事では、そんな私でもここ1年くらいで自分を分析しつつ、やってみてよかったことを2つ紹介してみたいと思います
自己分析してみた
そもそもなぜ私は「やりゃいいこと」だとわかっているのに、行動に移しもしない、何も前に進まない状態になっていたのか。自己分析してみた結果、私の負けず嫌いな性格が2つの大きな問題を抱えてそうだということに気づきました。
1:実行前から考えすぎる🧠
負けず嫌いだからこそ、不完全なアウトプットを恐れることが多いです。「どうせやるなら最高のものを」「誰に見られても恥ずかしくないアウトプットを」と強く願うあまり、ちょっとしたサービスや、文章、行動に対しても実行する前から考えすぎて、結果何もアウトプットされないまま時間だけが過ぎ去っていってました。
いつまでも本を体系的に読むだけだったり、何の打席にも立たずにただ素振りだけをしていたり、最高の準備が整うまでは「始めること」自体を遅延させる方が、失敗するよりもマシだと無意識に判断してしまっていたのです。
2:内向きの熱量☔️
自分にとってもっともよくなかったと思うのがこの癖でした。他の人の成果を見て湧き上がった「よし、やってやるぞ!」という成長のためのエネルギーを、私は行動という外向きのアウトプットではなく、「どうしていつまで経っても自分はできないんだ」という内向きの消費に使ってしまっていたのです。
本来であれば、次から次に行動に使えるはずだった熱量が、自己嫌悪という燃料に燃やし尽くされていたのです。そもそも競うべき相手は他者ではなく昨日の自分のはず。
結果「やらなかった」実例
もしかしたらこれを読んでる方も、共感できることがあるかもしれません。
- まとまった時間がいつか取れるはず⏰
「子どもがもう少し大きくなって子育てが落ち着いたら、まとめて勉強しよう」と考えた結果、そんな時間は一向に現れることはありませんでした。まとまった時間が取れなければ成果が出せないという考え方が、「時間がない」という最高の言い訳を生み、自分を責めるエネルギーを消費していたのです。
- AI依存による思考の停止🤖
技術記事を書こうと意気込んだものの、書き始める前から「これ、ClaudeやGeminiに聞けば、もっと正確で完璧な情報が得られるのでは?」と感じてしまい、その結果、自分で手を動かして調べる、不完全でも自分なりの言葉でまとめるという、成長につながる行動から逃げていました。
- 資格試験の最初の申し込み🗓️
「まだ実力がないから」と先延ばしにし続けた結果、申し込み期間を過ぎて、学習機会を自ら手放し、自己嫌悪に陥ることもありました。
弱点を逆手に取ってやる
この負けループを断ち切るため、自分の負けず嫌いだけど長続きしない部分を逆手に取って、今年2つのことを試してみました。
解決策1:🚧「強制退路断絶」🚧
何かをやる前から考えすぎて一向に実行動に移せない自分を変えるには、「完璧な準備」に時間を使いすぎることをやめて、「やるしかない」という外部からの強制力、環境を作り上げることが有効でした。
これを強制退路断絶、もしくは締切駆動と名付けました。
例えば
- 準備が全く整っていない状態でもプロポーザル提出
- アドカレも社内LTも、とりあえずテーマ後出しで先に名前だけ書いちゃう
- 何かしら今後やりたいけどやれていないことを先にいろんな人に公言しておく
やってみてよかったこと:
今年PHPカンファレンスのプロポーザルを初めて提出しました。正直最初は通っても通らなくてもいいなくらいに思っていたうえに、詳細も決まっていない状態でテーマのみを考えての提出だったのですが、めでたくプロポーザルが通った瞬間、受かった以上やるしかないという外部からの強制力が発動しました。プロポーザルが通ったなら後はもう逃げようにも逃げられません。本番までやり切るしかないです。
結果今年は、PHPカンファレンスでの初の外部登壇だけでなく、社内LTやアドカレ執筆など初めての経験をたくさん積むことができました。
完璧を求めすぎて考える暇すら与えないデッドラインや公言を先に設定することで、負けず嫌いのエネルギーを後戻りできないプレッシャーに変換するこのやり方は自分にとって有効でした。
PHPカンファレンスでのLT動画
解決策2:⏰「10分ハック」⏰
これは少しずつ前に進みつつ長続きしない自分を毎日満たすことのできる、地味ですが強力な戦略です。
何かというと飲み会があった日だろうが、疲れていようが、たった10分だけでも技術書を読む、記事にアウトプットする、コードを書くといった時間を必ず取るというルールを徹底しました。
やってみてよかったこと:
毎日何かしらインプット、アウトプットを積み重ねるという成長につながる行為自体はもちろんですが、それよりも自分にとって効果があったのは、10分というわずかな時間を設定したおかげで、始めるまでの心理的な障壁がほぼゼロになったことです。そして、たとえ10分で終わったとしても、「俺は今日も勝った」という確かな達成感を得た状態で1日を終えることができました。
お風呂で他人と比べて自分を責めて反省する時間も、漠然と自分は前に進めてるのだろうかと考えてしまう時間も「いや、俺は今日も確かに積み重ねた。勝利。」と自己嫌悪という内向きへの熱量消費を最小限に抑え、外向きの活動的な気持ちと行動へ自分を向けることができました。
あとこういうのは一度始めちゃうと結局10分どころか30分、1時間と気づけばやっちゃうものですよね。だからこそ毎日のルールを10分という最低限のハードルにしたのはよかったです。
まとめ
今日からやりゃいいだけのことをやる方法
1. 🚧強制退路断絶🚧
とにかく「まずはプロポーザルを出す」「何月までに何キロ痩せます!」などのように、深く考えすぎずに応募したりたくさんの人に公言してしまうことで強制的に動かざるを得ない状況に追い込む
2. ⏰10分ハック⏰
どんなに疲れていたり、気持ちが乗らなかったりするときでも最低10分は何かしら前に進める
来年の私、やりゃいいことやれてますか?🚀
まだまだ道半ばですが、「強制退路断絶」と「10分ハック」という二つの武器を手に入れたことで、今年は徐々に負のループからは脱出しやすくなりました。
もしこの2つの戦略を試していなければ、「来年こそは...」といまだにお風呂で悶々としているだけだったに違いないです。
「痩せたい?食べんければいいだけやん!」「筋肉つけたい?筋トレすればいいだけやん!」
そうそううまくはいかないものです。大事なのは「意思」の強さよりも行動するための「戦略」だと学びました。自分の設定したゴールに向けて、戦略立てて進んで行きたいですね。
もしあなたも私と同じように悩んでいるなら、ぜひ今回紹介した方法をまずは今日から10分試してみてください!
そして最後に、来年の私よ、引き続きちゃんとやり続けられてますか?
今年よりさらにいい戦略を生み出せていますか?
そんなわけで来年も1年で培った経験をもとにアドカレを書きます!これが!🚧強制退路断絶🚧